海外留学人気国ランキングTOP5〜費用例とともに紹介〜

海外留学生

※本記事の最終更新日 2024年2月
※他のWebサイト等の情報を参照、一般的な情報提供での掲載です。

2022年の海外留学人気国ランキング

2022『一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査』調査レポートに記載されている、海外留学の人気国ランキングTOP5と、語学留学・大学留学などの人数内訳、留学にかかる費用概算をご紹介させて頂きます。※留学準備費(ビザ費用、航空券費用など)、学費、滞在費、生活費をすべてまとめた場合の留学費用の目安となります。


なお、この調査では、海外に学びに行く”留学生”全体を計測するため、小中高校生から大学生、社会人留学生計34,304人が対象となっています。
また、2022年はコロナ禍の影響もあり、オンライン留学で留学生数を伸ばした国もあります。

⚫️海外留学人気国第5位 フィリピン(7.3%)

第5位はフィリピンです。
人気の秘訣は、他留学人気国と比べて費用が安いこと、親日国で現地人とも慣れ親しみやすいことが挙げられます。内訳としては、3ヶ月未満の語学留学が1,738人と最多でした。また、2022年はオンライン留学も活発に行われており、3ヶ月未満のオンライン留学は世界でNo.1、1,726人でした。

留学期間(オフライン)費用(万円)
語学留学(4週間)30
語学留学(12週間)75
語学留学(半年間)130
語学留学(1年間)200
(参照:留学ワールド フィリピン
フィリピンの街並み

⚫️海外留学人気国第4位 イギリス(9.9%)

第4位はイギリスです。
ヨーロッパの伝統ある教育の質の高さが人気の理由になっていると考えられます。
内訳で見ると、3ヶ月未満の語学留学が2,109人と最も多く、次いで3ヶ月以上の語学留学が633人となりました。

留学期間(オフライン)費用(万円)
語学留学(4週間)40~70
語学留学(3カ月間)100~180
語学留学(半年間)200~280
語学留学(1年間)280~500
高校留学(私立・1年間)480~590
大学留学(1年間)420~540
ワーキングホリデー(1年間)130~180
(参照:留学ワールド イギリス留学
イギリスの街並み

⚫️海外留学人気国第3位 オーストラリア(17.1%)

第3位はオーストラリアです。
内訳としては3ヶ月未満の語学留学が最多の3,077人となっています。学位取得目的の大学留学はアメリカに次いで163人です。オーストラリアはワーキングホリデーが人気の国で、ワーキングホリデーやボランティアなどの「その他」カテゴリが他国と比べて最も多く、266人となっています。

留学期間(オフライン)費用(万円)
語学留学(4週間)40~55
語学留学(3カ月間)80~150
語学留学(半年間)140~250
語学留学(1年間)250~400
高校留学(私立・1年間)410~600
大学留学(1年間)280~580
ワーキングホリデー(1年間)95~120
(参照:留学ワールド オーストラリア
オーストラリアの街並み

⚫️海外留学人気国第2位 アメリカ(22.1%)

第2位はアメリカです。
留学先としても観光地としても人気のアメリカ。ダンスやビジネスなど、あらゆる分野の本場で学べる環境で、進学やキャリアの選択肢を広げるには魅力的だと言えるでしょう。
内訳で最も多いのは3ヶ月未満の語学留学(3,353人)ですが、以下4項目:学位目的以外の大学留学(220人)、学位取得目的の大学留学(447人)、大学院(122人)、中学高校・私費留学(646人)はそれぞれ世界で最も多くなっています。

留学期間(オフライン)費用(万円)
語学留学(4週間)40~60
語学留学(3カ月間)100~150
語学留学(半年間)200~250
語学留学(1年間)270~450
高校留学(私立・1年間)300~
大学留学(1年間)380~600
(参照:留学ワールド アメリカ
アメリカ、ニューヨークの街並み

⚫️海外留学人気国第1位 カナダ(23.0%)

第1位はカナダです。
広大な土地で移民や留学生を受け入れる体制が充実しており、比較的治安も良いのが魅力。アメリカよりは比較的費用も安くなります。
内訳で最も多いのは3ヶ月未満の語学留学で3,498人。カナダは特に3ヶ月以上の語学留学(2,137人)、専門学校(384人)、中学高校・私費留学(568人)が多くなっています。

留学期間(オフライン)費用(万円)
語学留学(4週間)40〜55
語学留学(3カ月間)80〜130
語学留学(半年間)150〜230
語学留学(1年間)270〜350
高校留学(私立・1年間)380〜520
大学留学(1年間)320〜505
ワーキングホリデー(1年間)95〜115
(参照:留学ワールド カナダ
カナダ、バンクーバーの街並み

終わりに

海外留学人気国ランキングTOP5と留学費用例をご紹介しました。費用やキャリア、教育、その他芸術、治安など、それぞれ優先事項によっても選ぶべき国が異なることがわかります。「何のために留学に行きたいか?」を明確にした上で、自分に合う国を選択することが推奨されます。

(参照:JAOS 『一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査』調査レポート2022

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編集者プロフィール

小原万美子
小原万美子
人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食業界向けDX企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。