【2026年最新】ヨーロッパ旅行のベストシーズンは?フランス・イタリア・スペインを徹底比較|医師が教える時期選びの注意点
※本記事の最終更新日 2026年1月
人生に一度は行きたいヨーロッパ周遊旅行。2026年は、スペインのサグラダ・ファミリアの一部完成予定や、イタリアでの冬季五輪開催など、大きな注目を集める年です。
一方で、近年のヨーロッパは記録的な猛暑(熱波)や、インフレによる旅費の高騰が続いています。2026年に「いつ、どこへ行くべきか」を、気候・イベント・グルメの3つの視点から、人気の3カ国(フランス、イタリア、スペイン)で比較解説します。
Contents
【気温・降水量】フランス・イタリア・スペインのベストシーズンは?
気温と降水量は都市によって多少の変化があるので、本記事では以下の都市で比較をします。
比較する都市〜パリ、ローマ、バルセロナ〜
- フランス・パリ
フランスの首都。エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、ルーヴル美術館など、アート、ファッション、グルメ、カルチャーの世界的な中心地になっています。


- イタリア・ローマ
イタリアの首都で、約 3000 年にわたって芸術、建築、文化の面で世界に影響を与え続けている広大な国際都市。コロッセオや凱旋門、トレヴィの泉が有名です。


- スペイン・バルセロナ
スペインのカタルーニャ州の州都で、芸術と建築で有名な国際都市です。サグラダファミリア教会をはじめとした建築や、ピカソ美術館やミロ美術館が有名です。また、新鮮な魚介や野菜を使ったパエリアやサラダが有名です。


【2025年の気温】フランス・イタリア・スペインの比較
月毎に、各都市の最高気温と最低気温をまとめました。(単位は℃)

| パリ (最高気温) | パリ (最低気温) | ローマ (最高気温) | ローマ (最低気温) | バルセロナ (最高気温) | バルセロナ (最低気温) | |
| 1月 | 7 | 2 | 12 | 3 | 13 | 5 |
| 2月 | 8 | 2 | 13 | 3 | 14 | 6 |
| 3月 | 12 | 4 | 16 | 6 | 16 | 7 |
| 4月 | 15 | 7 | 19 | 8 | 18 | 9 |
| 5月 | 19 | 10 | 23 | 12 | 21 | 13 |
| 6月 | 22 | 13 | 27 | 16 | 24 | 17 |
| 7月 | 24 | 14 | 31 | 18 | 28 | 20 |
| 8月 | 24 | 14 | 31 | 18 | 28 | 20 |
| 9月 | 21 | 12 | 27 | 16 | 26 | 17 |
| 10月 | 16 | 8 | 22 | 12 | 22 | 13 |
| 11月 | 11 | 5 | 17 | 7 | 17 | 9 |
| 12月 | 7 | 3 | 13 | 4 | 14 | 6 |
グラフから見る「2026年の傾向と対策」
- フランス(パリ):激しい寒暖差に注意
- 夏の平均最高気温は24℃前後と快適ですが、最低気温は14℃まで下がります。気温差が10℃以上あるため、夏でも羽織るものを持っていくと良いでしょう。冬は3都市で最も冷え込み(最低2℃)、万全の防寒が求められます。
- イタリア(ローマ):夏の酷暑は避けるのが賢明
- 7〜8月の平均最高気温は31℃に達し、3都市で最も暑さが厳しくなります。近年の異常気象による40℃近い熱波を考慮すると、医療的観点からもこの時期の屋外観光はリスクが高いと言えます。
- スペイン(バルセロナ):年間を通じて観光しやすい
- 気温の変動がなだらかで、冬(1月)でも最低気温が5℃を下回りません。パリやローマに比べて寒暖差による体温調節の負担が少ないため、シニア層や家族連れの冬の旅行先として最適です。
【2025年の降水量】フランス・イタリア・スペインの比較
2025年の各都市の平均降水量をまとめました。(単位はmm)
参考に、東京都の2025年の降水量も記載します。

| 月 | パリ (フランス) | ローマ (イタリア) | バルセロナ (スペイン) | 東京都 (日本) |
| 1月 | 38 | 53 | 28 | 26 |
| 2月 | 33 | 61 | 28 | 6 |
| 3月 | 30 | 48 | 30 | 153 |
| 4月 | 33 | 48 | 36 | 154 |
| 5月 | 43 | 38 | 43 | 206 |
| 6月 | 43 | 25 | 25 | 100 |
| 7月 | 41 | 18 | 20 | 74 |
| 8月 | 36 | 23 | 30 | 68 |
| 9月 | 38 | 61 | 48 | 203 |
| 10月 | 46 | 86 | 61 | 106 |
| 11月 | 41 | 94 | 51 | 17 |
| 12月 | 46 | 71 | 28 | 36 |
東京都の降水量グラフ(ピーク時150〜200mm超)に比べ、ヨーロッパ3都市はいずれも100mm以下と非常に乾燥しています。梅雨のない快適な観光が期待できる一方で、喉の乾燥や脱水には注意が必要です。
【気温・降水量】から選ぶベストシーズンは?
- パリ:5月〜6月
- 夏でも20℃台前半で、雨も少なく最も日照時間が長い。
- ローマ:4月〜5月
- 30℃を超える酷暑(7-8月)や、100mm近い長雨(11月)を避けられる。
- バルセロナ:5月〜10月
- 年間を通じて降水量が少なく、10月の雨ピークを考慮しても安定している。
【2026年の休日・祝日】フランス・イタリア・スペイン
2026年のトピックス

- スペイン:サグラダ・ファミリア「イエス・キリストの塔」完成予定
- ガウディ没後100年の2026年は、バルセロナが世界で最も注目される都市の一つになります。最も高い塔である「イエス・キリストの塔」が2026年に完成し、世界一高い協会になる予定です。2026年は特に混雑が予想されるため、早めの予約が必須です。
- フランス:ポスト・オリンピックの落ち着き
- 2024年パリ五輪を経て、インフラが整備された快適な観光が可能になっています。
各国の休日と注意事項
各国の休日と祝日の施設の運営状況と、1年の祝日を紹介します。
日本では休日、祝日に観光地が賑やかになるイメージですが、国によって、休日、祝日のお店や観光地のオープン状況は異なるので、注意が必要です。
- フランス
フランスでは、日曜日、祝日にお店やレストランが休みになるケースが多くなっています。
また、特に元旦、メーデー、クリスマスは観光地の施設も閉館するので注意が必要です。
- イタリア
イタリアでは、日曜日も比較的お店は空いていることが多く、祝日までの期間はイベントが行われて比較的賑やかになるのでレストランやホテルの予約には注意が必要です。(祝日はお店や博物館などの施設も閉まっている場合があるので事前に確認が必要です。)
また、8月はお店を閉めてバカンスに出かける店が多く、12月のクリスマス期間もお休みの店が多くなるので、事前に確認が必要です。
また、本記事では紹介しませんが、都市ごとに祝日もあります。
- スペイン
スペインでは、飲食店や娯楽施設以外のお店やデパートは、休日・祝日は基本的に休みになります。特に、カトリック教徒にとって大切な祝日の場合は、観光地もほぼ休館となるので注意が必要です。元旦と、Día de los Reyes Magos、クリスマスが該当します。イースターの期間や、メーデーの日も多くの観光地が営業短縮、または休館になります。
祝日一覧
※祝日が年によって異なる場合は、注釈を記載しています。
| フランス | イタリア | スペイン | |
| 1月 | 1日:元旦 | 1日:元旦 6日:公現祭 | 1日:元旦 6日:公現祭 |
| 2月 | |||
| 3月 | | ||
| 4月 | 6日:イースターマンデー※2026年 | 6日:イースターマンデー※2026年 25日:イタリア解放記念日 | 3日:聖金曜日※2026年 (スペインでは、イースターマンデーは祝日でなく祭日) |
| 5月 | 1日:メーデー 8日:第二次大戦終戦記念日 14日:キリスト昇天祭※2026年 25日:第二次大戦終戦記念日※2026年 | 1日:メーデー | 1日:メーデー |
| 6月 | 2日:共和国建国記念日 | ||
| 7月 | 14日:革命記念日 | ||
| 8月 | 15日:聖母被昇天祭 | 15日:聖母被昇天祭 | 15日:聖母被昇天祭 |
| 9月 | |||
| 10月 | 12日:イスパニアデー | ||
| 11月 | 1日:諸聖人の日 11日:第一次大戦終戦記念日 | 1日:諸聖人の日 | 1日:諸聖人の日 2日:振替休日※地域による |
| 12月 | 25日:クリスマス | 8日:聖母受胎日 25日:クリスマス 26日:聖ステファノの日 | 6日:憲法記念日 7日:振替休日※地域による 8日:聖母受胎日 25日:クリスマス |

【グルメ】フランス・イタリア・スペインおすすめの時期
最後に、グルメ目当てで旅行に行く場合のおすすめの時期をご紹介します。
ワインやきのこ類など収穫の時期によってベストシーズンはありますが、比較的オールシーズングルメを楽しむことができるでしょう。
| フランス | イタリア | スペイン | |
| おすすめの時期① | 9〜11月: ワイナリー巡りに最適。10月はブドウ収穫祭(10月第2週末)や世界各地のチョコレートを楽しめる祭典があります。 | 3〜5月: 新鮮な野菜やオリーブオイル、チーズ、トリュフなどの特産品を楽しむことができます。 | 9月末〜12月上旬: 栗や黒トリュフ、きのこが収穫されます。ワイナリー巡りにも最適です。 |
| おすすめの時期② | 9〜11月: ワインの収穫の時期 10月にはカフェ文化を祝う祭りがあり、美味しいコーヒーとスイーツを堪能できます。 |

まとめ:【目的別】最適な渡航時期は?
ヨーロッパ旅行でも人気なフランス、イタリア、スペインのおすすめの旅行シーズンを、目的別にまとめました。
- 快適さ・街歩き
- 5月〜6月、9月:気候が安定し、日照時間も長い
- コスパ重視
- 1月〜2月:航空券・ホテルが最安値(五輪開催地を除く)
- グルメ・ワイン
- 10月〜11月:収穫祭が多く、ジビエやトリュフの季節
- クリスマス
- 12月:本場のクリスマスマーケットが楽しめる
旅行の目的や予算、目的地、オープン状況を確認し、早めにスケジュールを立てることが推奨されます。
【旅行前の対策】ヨーロッパ旅行の健康管理
また、せっかくの旅行も体調を崩しては台無しです。時期に合わせた対策を行いましょう。
- 春: 花粉症対策(ヨーロッパ特有の樹木花粉に注意)。
- 夏: 強烈な紫外線と脱水症状対策。
- 冬: 乾燥による喉の痛みや、感染症対策。
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編集者プロフィール

- 人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食店向けFinTech&SaaS企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。



