海外旅行のクレジットカードは何枚が正解?おすすめのサブカードは?現役医師が提唱する「2枚持ち+オンライン医療相談」という新常識
海外旅行の準備において、クレジットカードは単なる決済手段ではありません。多くの旅行者が『普段使いの1枚があれば十分』と考えがちですが、それは大きなリスクを孕んでいます。見知らぬ土地で不測の事態に見舞われた際、カードは自分と家族の身を守る、唯一無二の『バックアップ』になるからです。また、カード選びで『付帯保険の補償額』を重視するのは当然ですが、それ以上に大切なのが、現地での『医療アクセスの確保』です。いくら保険金があっても、適切な医療に繋がらなければ意味がありません。
本記事では、海外経験豊富な現役医師・丹羽の体験レポートを元に、旅の安全を左右する『正しいカードの持ち方』と、重視すべき『付帯サービス』の真実を解説します。
Contents
クレジットカードはなぜ「2枚以上」必要なのか?
クレジットカードは、メインカードとサブカードの2枚以上を持つことを推奨しています。それは、海外では、どれほど注意深く行動していても、自分の意思とは無関係に決済手段を失うことがあるからです。
【現役医師の体験談】予期せぬカードの利用停止
丹羽が以前、学会出張の乗り継ぎで香港に立ち寄った際のことです。空港内のレストランで食事をした直後、カード会社の不正検知システムが作動し、メインカードが即座に停止されてしまいました。 「次の目的地でホテルのチェックインができず、予備のカードを持っていなければ、宿泊すら危うい状況でした」と丹羽は振り返ります。
なぜ「1枚」では不十分なのか?
現在、多くのカード会社はAIによる不正検知を強化しており、「普段と違う国での急な利用」をリスクと判断して自動停止させるケースが激増しています。 また、国や地域によっては「VISAは使えるがMastercardがエラーになる」といったブランドによる相性も存在します。国際ブランドを分けた「2枚持ち」は、海外旅行における最低限のリスク管理といえます。

2枚目のカード選びは「付帯サービス」に注目すべき理由
2枚目のサブカードを持つ際、多くの方は海外旅行保険の「補償額(お金)」に注目します。しかし、医師の視点でより重要視すべきなのは、トラブル発生時の「即時判断・ケア」です。例えば、急な体調不良・ケガの際に「医療」の不安を解消するのはクレジットカードの「付帯サービス」の役割になります。
【現役医師の体験談】一瞬の油断が招いた、感染性胃腸炎「バリ腹」の悲劇
バリ島の医療事情視察に訪れた丹羽は、氷や水には細心の注意を払っていました。しかし、宿泊最終日のディナーで「つい油断してしまった」と言います。レストランで出されたドリンクの氷が原因となり、その夜から猛烈な嘔吐、下痢、発熱に襲われました。
翌朝もトイレとベッドを往復する過酷な状況。帰国便に乗るために、手持ちの吐き止め薬や解熱鎮痛剤、ポカリスエットでなんとか凌ぎましたが、「普段健康な自分でもこれほど苦しむのか」とバリ腹の恐ろしさを痛感したと言います。

もしこれが医師ではない一般の旅行者、特に病院受診や市販薬購入の経験が浅い学生や、小さなお子様連れの方だったらどうなっていたでしょうか。パニックになり、現地の不慣れな病院へ駆け込み、高額な医療費を支払うことになっていたかもしれません。日本語ですぐに医師に相談できる体制があれば、「医療のプロが背中を押してくれる」という確かな安心感のもと、最短ルートで回復に向けて対処することができるでしょう。
想像を超える「海外医療費」のリアル
ここで、海外で治療を受けた際の一般的な費用相場(目安)を見てみましょう。
- ハワイで盲腸の手術: 約300万円〜
- アメリカで救急車を呼ぶ: 約15万円〜
- ヨーロッパでの入院(1日): 約20万〜50万円
日本の健康保険が使えない海外では、ちょっとした検査や処置で数十万円が請求されることも珍しくありません。筆者の知人は、バリで階段から転び、肘の皮が割れて手術をしたところ200万円の支払いがあったと吐露していました。
また、「保険があるから支払いは安心」と思っていても、体調不良時に「この症状で、高額な現地病院に行くべきか?」という判断材料がないことが、旅行者の最大の不安要素となります。
万が一の体調不良を支える「オンライン医療相談」という選択肢
近年、海外旅行者向けのサポートとして「オンライン医療相談」を付帯サービスに持つクレジットカードや保険サービスが登場しています。現地でいきなり病院へ行くのではなく、まず日本人医師に相談し、
・今すぐ受診すべきか
・手持ちの薬で様子を見てよいか
・どんな診療科を受けるべきか
を判断できる仕組みです。
その一例が、株式会社エイチ・アイ・エスが提供するクレジットカード「TAViCA」に付帯するオンライン医療相談サービス「Medifellow」です。
- 500名以上の専門医体制: 大学病院など国内有数の病院に所属する、33診療科の専門医が、24時間365日対応します。
- 日本語での正確なアドバイス: 慣れない現地の言葉で症状を伝えるストレスがありません。病院に行く必要があると判断された場合は、必要に応じて紹介状の作成も行います。
- 適切な受診判断で医療費を適正化: 「手持ちの薬で様子を見て良いか」「今すぐ現地の病院へ行くべきか」を専門医が判断。これにより、無駄な高額医療費を支払うリスクを大幅に下げられます。
医療費「支払い」のリスクはクレジットカードに付帯する保険がカバーしますが、付帯サービス「Medifellow」は、「今すぐ病院へ行くべきか?」という不安そのものをケアする役割を担います。

▼オンライン医療相談「Medifellow」サービスサイト:
https://corporate.medifellow.jp/travel
▼HISのクレジットカード「TAViCA」
https://www.his-j.com/service/credit-card
まとめ:最高の旅を支える「決済」と「医療」のバックアップ
海外旅行の準備において最も大切なのは、「想定外の事態」をあらかじめ想定し、リスクに備えることです。
1. 決済のバックアップ:国際ブランドを分散させ、2枚以上のカードを持つ
カードの紛失だけでなく、システム障害やセキュリティロックによる停止は誰にでも起こり得ます。もし新しくカードを作るなら、以下の組み合わせが推奨されます。
- メイン:VISA(世界シェア1位の圧倒的な加盟店数)
- サブ:Mastercard(メインカードがエラーになった際の確実なバックアップ)
このように国際ブランドを分けて「2枚以上」持っておけば、世界のどこへ行っても「お金が払えなくて詰む」という事態をほぼ100%回避できます。
2. 医療のバックアップ:「専門家に相談できる機能」を付帯サービスで備える
保険による金銭的補償に加え、急病時に「正しい初動の判断」ができる環境を整えましょう。保険による金銭的補償に加え、急病時に「正しい初動の判断」ができる環境を整えることが重要です。
オンライン医療相談サービスが付帯するクレジットカードであれば、「この症状で病院に行くべきか?」「現地でどんな対応をすべきか?」を、日本語で専門医に確認できます。そのような機能を備えたカードの一例として、「TAViCA」カードに付帯する「Medifellow」のようなサービスがあります。
また、個人旅行だけでなく、社員の心身の健康を見守る企業の海外赴任管理でも同様です。カード付帯に限らず、企業が直接オンライン医療相談の法人契約を結び、24時間365日のバックアップ体制を社員に提供するケースも増えています。
【レポート執筆・記事監修】医師・株式会社Medifellow 代表取締役 丹羽 プロフィール

丹羽 崇
2005年愛知医科大学医学部卒業。2017年神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科および倉敷中央病院呼吸器内科にて臨床研究管理者・呼吸器インターベンション指導医を兼務。総合内科専門医・指導医、呼吸器専門医・指導医、気管支鏡専門医・指導医などの資格を有するほか、世界肺癌学会、欧州呼吸器学会、米国胸部学会など国内外学会での活動実績や受賞歴を複数有する。現在も診療ガイドライン作成委員や厚生労働省難病指定疾患研究班委員を務め、胸部血管内治療や気管支鏡診断・治療の発展に努めている。
記事のポイントQ&A
Q:海外旅行のクレジットカードは何枚持つべきですか?
A:最低2枚(できれば3枚)持つべきです。 カードの紛失や磁気不良だけでなく、カード会社による「不正利用検知での自動停止」が頻繁に起こるため、1枚だけでは決済手段を失うリスクが高いです。VISA、Mastercardなど国際ブランドを分散させましょう。
Q:2枚目のカードはどう選ぶのが正解ですか?
A:ポイント還元率よりも「付帯サービスの内容」で選ぶことを推奨します。 特に、急な病気やケガの際に日本の専門医にスマホで相談できるオンライン医療相談サービス「Medifellow」が付帯しているカード(TAViCAなど)を選ぶことで、もしもの時に、適切な体調ケア、病院の受診判断や言葉の壁などの不安を解消できます。
海外滞在中の日本人専門医によるオンライン診療・医療相談について
海外での急な体調不良や怪我など、医療面での不安は、旅行中・滞在中の大きなストレス要因の一つです。とくに海外では、医療機関の受診方法や費用、言語の壁に不安を感じる方も少なくありません。
弊社では、海外旅行者・出張者・駐在員の方を対象に、
33科・500名以上の専門医体制によるオンライン診療・医療相談サービスを提供しています。
海外からでも日本語で相談でき、必要に応じて現地医療機関の受診判断や紹介状の作成にも対応しています。
本サービスは、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に準拠し、
同省が実施するオンライン診療研修を修了した専門医が対応しています。
【本サービスでできること】
・ 病気や症状に関する不安の相談
・ 現地病院を受診すべきかどうかの判断
・ 受診後のセカンドオピニオン
・ 医療内容や医療費に関する相談
・ メンタルヘルスを含む健康管理
海外旅行中の「もしも」に備える選択肢の一つとして、
渡航前に確認しておくと安心です。
▼【個人向け】オンライン医療相談サービス
https://corporate.medifellow.jp/travel
▼【法人利用】オンライン医療相談サービス
https://corporate.medifellow.jp
なお、個人で海外旅行・滞在をされる方の場合、
海外利用を想定した特定のクレジットカードを利用することで、
本オンライン診療・医療相談サービスを付帯サービスとして利用できます。
▼HISクレジットカード「TAViCA」
https://www.his-j.com/service/credit-card/
協業等のお問い合わせはこちら
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編集者プロフィール

- 人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食店向けFinTech&SaaS企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。


