【2025年最新】6~8月、夏休みの海外旅行におすすめ!オフシーズンで安い、コスパの良い国5選

※本記事の最終更新日 2025年4月
夏休みといえば海外旅行のハイシーズンというイメージがありますが、国や地域によっては夏が「オフシーズン」にあたり、航空券やホテル代が下がることがあります。混雑を避けて、旅費も抑えられるオフシーズンの海外旅行は、コスパ重視の旅行者にとって魅力的な選択肢です。本記事では、2025年の夏におすすめの「オフシーズンで安くなる海外旅行先」を5つ厳選してご紹介します。各国の安くなる理由や物価の相場、おすすめの観光スポットもあわせて紹介します。
Contents
マレーシア:雨季のオフシーズンで楽しめる都市型リゾート
マレーシアは熱帯性気候のため年間を通して高温多湿ですが、5〜9月は雨季にあたるため、比較的観光客が少なく、航空券や宿泊費が下がる傾向にあります。ただし、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くわけではなく、短時間のスコールが降ることが多いのが特徴です。クアラルンプールやペナン島などの主要都市ではホテルの価格が安定していて、LCCの便数も多いため、航空券も安く手に入れやすくなります。
相場の目安
- 往復航空券:3〜9万円(直行便)
- ホテル:1泊3,000〜6,000円(3つ星レベル)
- 食費:1日1,000〜2,000円程度
おすすめスポット
- ペトロナス・ツインタワー(クアラルンプール)
東南アジア随一の高さを誇るビルで、夜景が美しくフォトスポットとしても人気です。周辺にはショッピングモールが集まっています。
Google Map: Petronas Twin Towers

- ジョージ・タウン(ペナン島)
世界遺産にも登録された歴史地区で、コロニアル建築とストリートアートが融合する街並みを楽しむことができます。
Google Map: George Town

- バトゥ洞窟(セランゴール州)
巨大な金色のヒンドゥー教の神像と鍾乳洞を見ることができる、マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地です。カラフルに塗装された272段の階段が写真映えスポットにもなっています。
Google Map: Batu Caves

ニュージーランド:星空や温泉を楽しむ癒し旅
南半球に位置するニュージーランドは、この時期が真冬にあたるため、航空券やホテルが割安になります。冬の澄んだ空気の中で、温泉や星空観測を楽しむことができます。ただし、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむ人にとってはハイシーズンとなりますので、訪れる地域を事前に確認しましょう。
相場の目安
- 往復航空券:10〜18万円(経由便)
- ホテル:1泊9,000〜15,000円(都市部の中級ホテル)
- 食費:1日1,500〜3,000円程度(屋台やローカルレストラン利用)
おすすめスポット
- ワカティプ湖(クイーンズタウン)
雪化粧の美しい山岳を見ることができる、ニュージーランドで3番目に大きな湖です。
Google Map: Lake Wakatipu

- ロトルアの温泉地帯(オークランド)
ニュージーランド有数の温泉地帯で、1日に何度も吹き上がる間欠泉が見どころです。また、泥温泉に入れる施設もあります。伝統的なマオリ文化体験もできる人気の観光地です。
Google Map: Rotorua

- テカポ湖で星空観測
ミルキーブルーに輝く湖と、世界トップクラスの星空を堪能できる場所。「善き羊飼いの教会」も絶好の撮影スポットです。事前に予約すると、日本語ガイド付きの星空観測ツアーに参加することができます。
Google Map: Lake Tekapo

ベトナム:雨季をうまく活用!コスパ最強の歴史旅とリゾート
6〜8月は北部のハノイは雨季にあたり、航空券やホテル代が安くなります。ただし、短時間のスコールは降るものの、旅行を楽しむには大きな影響はありません。また、中部のダナンやフエはこの時期は乾季となっています。ハノイから飛行機で片道4,000〜8,000円程度で行くことができるので、歴史都市やビーチリゾートも巡りたい人は、ハノイからダナンに行くのも良いでしょう。
相場の目安
- 往復航空券:約4〜6万円(ハノイ直行便)
- ホテル:1泊3,000〜6,000円(3つ星レベル)
- 食費:1日1,000〜2,000円程度
おすすめスポット
- ハノイ旧市街(ハノイ)
歴史ある街並みとローカルマーケットが広がるエリア。グルメも充実していて、短時間で十分に観光することができます。
Google Map: Hanoi Old Quarter

- ミーケービーチ(ダナン)
手頃な価格でリゾートホテルに泊まれるビーチエリア。ダナンは6〜8月が乾季なので、晴天率も高くなっています。
Google Map: My Khe Beach

- フエ王宮(グエン朝王宮)
世界遺産に登録された壮麗な古都。広大な王宮跡や歴史的建造物群をじっくり巡ることができます。
Google Map: Hue Historic Citadel

スリランカ:雄大な自然と歴史を味わう冒険の旅
スリランカの6~8月は、南西モンスーンの影響を受ける時期です。そのため、首都コロンボがある島の南西部や中央高地ではスコールのような雨が降る傾向にあります。一方、北東部や東海岸は乾季のため、観光におすすめのシーズンとなります。東海岸でビーチやマリンアクティビティを楽しめます。シギリヤ・ロックのあるシギリヤは年間を通して雨量が少ないですが、雨が降る可能性はあるので雨具は持参しましょう。移動に時間がかかるので、海外旅行中級者におすすめの国です。
相場の目安(2025年夏)
- 往復航空券:6〜10万円(経由便)
- ホテル:1泊2,000円~5,000円(中級ホテル)
- 食費:1日1,000〜2,500円程度(ローカルレストラン)
おすすめスポット
- シギリヤ・ロック
高さ200mの岩山の頂点に築かれた、神秘の古代宮殿です。壁画「シギリヤレディ」も有名な見どころです。
Google Map: Sigiriya

- 文化三角地帯のサファリパーク
スリランカは国土の10%が国立公園で覆われていて、野生のゾウやワニなどを見ることができます。スリランカ中部の文化三角地帯に位置するサファリパーク、ミンネリア国立公園、カウドゥラ国立公園、フルルエコパークなどでは、野生のゾウなどを見るジープサファリを楽しむことができます。
Google Map: Minneriya National Park 、 Kaudulla National Park 、 Hurulu Eco Park – Wild Elephant Safari
- 東海岸のビーチリゾート、トリンコマリー
トリンコマリーは、スリランカ東海岸に位置する美しいビーチリゾートです。ダッチ・ベイ・ビーチなどいくつかビーチがあり、穏やかな雰囲気の中で海水浴を楽しめます。また、そこから船で行くことができる珊瑚礁の島、ピジョン島はシュノーケリングやダイビングの絶好のスポットとして知られています。
Google Map: Trincomalee 、 Dutch Bay Beach

タイ:リーズナブルに楽しめる歴史とビーチ観光
タイの6〜8月は雨季にあたり、観光客がやや減少するため航空券やホテル価格が下がります。スコールは短時間で終わることが多く、観光やショッピングにはほとんど支障がありません。バンコク周辺のスポットを選べば移動距離も遠くなく、観光しやすくなります。
相場の目安
- 往復航空券:4〜8万円(直行便)
- ホテル:1泊3,000〜5,000円(3つ星レベル)
- 食費:1日200〜600円程度(屋台・ローカルレストラン)
おすすめスポット
- アユタヤ遺跡
壮大な仏塔や寺院が並ぶ古都。世界遺産にも登録され、遺跡の間を象に乗って巡るツアーなども人気です。バンコクからタクシー、バス、鉄道(+タクシー)で60~90分ほどで行くことができます。
Google Map: Ayutthaya Historical Park Office

- ワット・ポー
バンコク三大寺院の1つで、釈迦が入滅する時の姿を現した涅槃(ねはん)仏が有名な寺院です。タイ式マッサージ発祥の地でもあり、バンコク観光の定番スポットです。
Google Map: Wat Phra Chetuphon Wimon Mangkhalaram Rajwaramahawihan

- チャオプラヤー川のディナークルーズ
バンコクを流れる大河を船で巡るツアーです。夜にはライトアップされた寺院や街並みが幻想的な雰囲気を演出します。ツアーは複数あるので、口コミを見て事前に予約することを推奨します。

おわりに
上記の国々は、6~8月の航空券や宿泊費が比較的安価で、オフシーズンを狙ってコスパよく観光できる夏休みの旅行先としておすすめです。各国の文化や自然を楽しみながら、費用を抑えた旅行を計画したい際に参考にしてみてください。また、コストを抑えるために、早めに航空券を取ったり、ツアーを予約しましょう。
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編集者プロフィール

- 人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食店向けFinTech&SaaS企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。