バリ島のベストシーズンは5~9月!観光スポットやモデルコースを紹介

※本記事の最終更新日 2025年4月
インドネシアの人気リゾート地、バリ島には1年を通じて観光客が訪れますが、乾季にあたる5月〜9月がベストシーズンだと言われています。この時期は雨が少なく、気候も安定していて、海や寺院の観光、グルメスポット巡りなどを楽しむことができます。本記事では、バリ島のベストシーズンの特徴や、おすすめの観光スポット、これらの観光地を巡ることができる3泊4日のモデルコースを紹介します。バリでの移動手段やバリ観光での注意点もまとめているので、バリ旅行を検討する際にぜひ参考にしてみてください。
Contents
5~9月がバリ島のベストシーズンである理由
バリ島は一年を通して温暖な気候に恵まれていますが、その中でも乾季にあたる5〜9月は、雨が少ないため、特に観光に適した時期となっています。乾季のバリ島の特徴として、以下が挙げられます。
- 天候が安定している:雨量が少なく、スコールなどの悪天候になりにくいため、ビーチや寺院巡りなど、屋外観光を楽しむことができます。
- 湿気が少なく快適に過ごせる:日差しは強いですが、空気がカラッとしているため過ごしやすくなっています。
- 海の透明度が高い:シュノーケリングやダイビングに適していて、美しい海でのマリンアクティビティを楽しむことができます。
- イベントや祭りが開催される:6〜7月にはバリアートフェスティバルが開催されるなど、バリの伝統文化に触れることができるイベントが豊富にあります。
バリ島の乾季(5~9月)の気温や降水量などの気象情報
- 平均気温:26.9℃
- 降水量: 平均57.2mm
- 湿度: 高め(70〜85%)
バリ島の乾季は、気温は東京の8月と同程度ですが、降水量は東京の冬並みに少なく、湿気が少ないため快適に過ごすことができます。

バリ島のおすすめ観光スポットと3泊4日モデルコース
バリ島のおすすめ観光スポットと、3泊4日モデルコースの例をご紹介します。
- ジンバラン
ジンバランは、バリ島南部にある落ち着いたリゾートエリアで、美しいサンセットが有名です。波が穏やかで静かなビーチは、カップルからファミリーまで幅広い年代が楽しめます。夕方になると浜辺にシーフードレストランが並び始め、幻想的な夕景の中で食事を楽しむこともできます。高級ホテルも点在しており、ゆったりと贅沢な時間を過ごしたい方におすすめのエリアです。

- ウブド地区
バリ島の文化と自然の中心地であるウブドは、棚田や寺院、芸術にあふれるエリアです。緑豊かなライステラスやモンキーフォレスト、バリ伝統舞踊が楽しめる王宮など、見どころが多く、自然と文化の両方を体験できます。街には個性的なカフェやスパ、雑貨店も多く、飽きることなく過ごすことができます。バリ島での主な移動手段

- ウルワツ寺院
バリ島南端の断崖に建つウルワツ寺院は、バリ島を代表する6大寺院のひとつであり、夕日の絶景スポットとして有名なヒンドゥー教の聖地です。インド洋を望む景色は圧巻で、毎日夕方には伝統舞踊「ケチャダンス」のショーも開催され、多くの観光客を魅了します。

- ヌサドゥア
ヌサドゥアは、整備された高級リゾートエリアで、美しいビーチと上質なホテルが集まるラグジュアリーなエリアです。静かな街並みには、ショッピングモールやゴルフ場もあり、治安も良好です。白砂のビーチではマリンアクティビティも楽しめ、アクティブに過ごすにも、ゆったり過ごすにも最適です。家族旅行やハネムーンにも人気のスポットです。

- タナロット寺院
海に浮かぶように建つ寺院。満潮時には寺院が海に囲まれ、干潮時には歩いて近くまで行くことができ、どちらも神秘的な光景が広がります。写真映えする絶景スポットとして人気です。

バリ島での主な移動手段は?
バリ島には電車やバスなどの便利な公共交通機関がないため、タクシーやカーチャーターを利用することが主な移動手段になります。観光地を巡る場合は、カーチャーターを1日貸し切る方が便利かつ安価になる可能性が高くなります。
- カーチャーター(ドライバー付き)
- 1日貸切で約5,000〜7,000円(8〜10時間)
- 現地に詳しいドライバーが多く、観光地やグルメスポットについて教えてくれる
- タクシー/配車アプリ(Grabなど)
- 短距離の移動に便利
- 料金は安いが、観光スポットを複数回るには不向き
バリ島のモデルコース(3泊4日プラン)
- 1日目:ジンバランのサンセットを満喫
- 午後:デンパサール国際空港に到着
- 事前予約しておいたチャーター車でジンバランへ(約20分)
- ジンバランのホテルにチェックイン
- 夕方:ジンバラン・ビーチでサンセットを見る
- 夜:シーフードディナーを楽しみ、ホテルでゆっくり
- 午後:デンパサール国際空港に到着
- 2日目:マリンアクティビティと断崖からの絶景を楽しむ
- 午前:チャーター車でヌサドゥアへ(約30分)
- ビーチ散策・マリンアクティビティ(シュノーケリングなど)を楽しむ
- 昼:リゾートエリア内のレストランでランチ
- 午後:ウルワツ寺院へ移動(約45分)
- 断崖の絶景・ケチャダンスを鑑賞(17:00頃〜)
- 夜:ホテルに戻る(ジンバランへ)
- 午前:チャーター車でヌサドゥアへ(約30分)
- 3日目:自然と文化に触れるウブド日帰りツアー
- 午前:チャーター車でウブドへ(約1.5〜2時間)
- ウブド王宮・マーケット散策、ライステラス観光
- 昼:ライステラスが見えるレストランなどでランチ
- 午後:モンキーフォレストや、バリ雑貨店巡りなど
- 夜:南部エリアへ戻る(約2時間)
- 午前:チャーター車でウブドへ(約1.5〜2時間)
- 4日目:タナロット寺院で神秘的な景色を堪能し旅を締めくくる
- 午前:ホテルをチェックアウトし、タナロット寺院へ(約1.5時間)
- 干潮であれば寺院近くまで歩いて観光・写真撮影
- 昼:周辺でランチ
- 午後:空港へ移動(約1.5時間)
- デンパサール国際空港から帰国
- 午前:ホテルをチェックアウトし、タナロット寺院へ(約1.5時間)
バリ島観光時の注意点
衛生管理と健康管理
- 飲料水はミネラルウォーターを購入し、生水や氷には注意が必要です。
- スコールに備えて雨具や着替えを用意しましょう。靴と靴下だと乾かない可能性が高いため、ビーチサンダルに履き替えることが推奨されます。
- スコール時には滑りやすい道があるため、歩行時の注意が必要です。
治安・交通
- 比較的治安は良いですが、観光地ではスリや置き引きに注意が必要です。
- ブルーバードと呼ばれるタクシーもありますが、値段を交渉してくる可能性もあるので、乗る前に行き先と金額を確認しましょう
ビザの取得と入国手続き
- 日本人は30日以内の観光であれば、到着時に訪問ビザ(VOA:VISA on Arrival)を申請することで入国することができます。事前にオンラインで申請することも可能です。(e-VOA)
- パスポートの残存有効期間が6か月以上であることを確認しましょう。
参照:【インドネシア】ビザの種類と取得方法は? 観光やビジネス、就労など目的や期間別に紹介
まとめ
バリ島のベストシーズン、乾季は雨量も少なく、存分に観光を楽しむことができる期間です。ただし、雨季と比べると、ベストシーズンであるため費用は高くなる可能性があります。早めに航空券を取るなど、早期に計画をすることが推奨されます。
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編集者プロフィール

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