【2024年最新】インドの物価上昇は?消費者物価指数(CPI)とインフレ率の変化。食品が高騰中
本記事では、インドの地域やカテゴリ別に、消費者物価の変化、インフレ率の変化についてまとめます。
※本記事の最終更新日 2024年6月
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インド全体のインフレ率、4月は昨年対比4.83%の見込み。緩やかな減少傾向に
インド統計・計画実行省(MoSPI)の調査によると、消費者物価指数(CPI)に基づく年間インフレ率は、2024年4月(2023年4月対比)で+4.83%(暫定値)です。
2024年1~3月のインフレ率は、1月+5.1%、2月+5.09%、3月+4.85%となっており、緩やかな減少傾向にあるということがわかります。
また、昨年と比較すると、インフレ率の変動は落ち着いていることがわかります。
※インフレ率は2024年4月のみ暫定値
また、都市と農村部を比べた場合、都市部のインフレ率が減少していることがわかります。
2024年4月のカテゴリ別、インドの物価の変化は?食品・飲料が前年比で大幅増(7.87%)
同じくインド統計・計画実行省(MoSPI)の調査によると、カテゴリ別に2024年4月(暫定値)のインド全体の消費者物価指数(CPI)、消費者食品物価指数(CFPI)の前年比インフレ率を見ると、食品・飲料が+7.87%と最も高く、燃料・電力がもっとも低い-4.24%になりました。
(CPIの基準値:2012年=100)
また、インフレ率が高かった食品・飲料については、
- 最も前年比インフレ率が高かったのは「野菜」で、前年比+27.80%
- 2番目に高かったのは「豆類と加工品」で、+16.84%
という結果になりました。
ニッセイ基礎研究所のレポートによると、インド全体のインフレ率は低下傾向にあり、ピークを過ぎたとの見方が示されているとようですが、予期せぬ天候不順による食品インフレの懸念や、地政学的リスクの高まりによる油価上昇といった不確実性が残っているとのことです。
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編集者プロフィール
- 人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食店向けFinTech&SaaS企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。
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