【インド ビザの種類と申請方法】オンラインで申請できるe-visa、空港で申請できるVisa on Arrivalなど

インド ビザの種類

※本記事の最終更新:2024年7月
※他のWebサイト等の情報を参照、一般的な情報提供での掲載です。

●インド ビザの種類と申請方法まとめ

インドに入国する際に必要なビザの概要です。
詳しくは後ほどご説明します。

  1. 通常のビザ(Regular Visa)
    申請方法:在日インド大使館や総領事館で申請
    ※インド大使館:〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-11
    ※在大阪インド総領事館:〒541-0056 大阪市中央区久太郎町1丁目9-26 船場I.S.ビル10階
  1. オンラインビザ(e-Visa)
    インド渡航前にオンライン上で申請できるビザ。
    短期滞在のためのビザで、観光、商用、国際会議、医療、患者の付き添いの場合に取得できます。
    申請方法:インド内務省ホームページで申請
    ※申請期限はインド入国の4日以上前
  1. 到着時ビザ(Visa on Arrival)
    インドの空港到着時に発行できるビザ。 ※後述する6空港のみ発行可
    60日以内の商用、観光、会議出席、治療目的での渡航の場合にのみ取得できます。滞在期間の延長や他種類のビザへの変更はできません。
    申請方法:申請書を印刷して記入しておき、後述する6つの空港の専用ブースにて申請します。

●インド ビザの種類①:通常のビザ(Regular Visa)

主なビザの種類を紹介します。
滞在期間に合わせて、3カ月、6カ月、1年、3年、5年の範囲で取得します。

  • 観光ビザ(Tourist Visa)
    インド観光や、語学や音楽などの短期コースを受講する際に取得するビザ。
  • 業務・商用ビザ(Business Visa)
    新規事業の立ち上げや現地工場での短期作業、商談、採用、ビジネスフェア参加など、ビジネスでインドに渡航する際に取得するビザ。
    このビザを取得する人の扶養家族も含まれます。
  • 就労ビザ(Employment Visa)
    インドにある企業に就労する場合に取得するビザ。
    このビザを取得する人の扶養家族も含まれます。
  • 会議ビザ(Conference Visa)
    国際会議に参加するためにインドに滞在する際のビザ
  • 医療ビザ(Medical Visa / Medical Attendant Visa)
    治療目的、または患者に付き添うためにインドに滞在するためのビザ
  • 留学ビザ(Student Visa)
    大学・高等学校などへの留学や国際交流プログラムなどでインドに滞在するためのビザ

在日インド大使館や総領事館で申請し、取得します。
※インド大使館:〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-11
※在大阪インド総領事館:〒541-0056 大阪市中央区久太郎町1丁目9-26 船場I.S.ビル10階

(参照:GOVERNMENT OF INDEIA LIST OF VISAs)

180日以上インドに滞在する場合は、外国人登録が必要(オンライン取得可)

インドに180日を超えて滞在する場合は、 インド入国後、14日以内に、インド外国人地域登録局(FRRO)にて 外国人登録 を行う必要があります。(期限を超えると1,900ルピーのペナルティ料金が発生します)また、2017年より、オンラインで申請できるe-FRROが導入されました。
e-FRRO申請はこちらから

●インド ビザの種類②:オンラインビザ(e-Visa)

インドに短期滞在する際にオンラインで取得できるビザ。
e-Visaを取得できるビザのカテゴリは、観光、商用、国際会議、医療、患者の付き添いとなります。
また、滞在目的によってインドに滞在できる期間が異なります。

  • 観光ビザ(e-Tourist Visa):インド入国日から連続179日以内(短期ビザは30日間以内)

  • 商用ビザ(e-Business Visa):インド入国日から連続179日以内

  • 国際会議ビザ(e-Conference visa):インド入国日から連続30日以内

  • 医療(と付添)ビザ(e-Medical Visa, e-Medical Attendant Visa):インド入国日から連続60日以内

※国際会議ビザと医療ビザは、申請後4日〜120日の間に入国する必要があります。

インドのe-Visaで入国+出国の両方に対応する空港は30空港、出国のみ可能な空港が5空港ありますので事前に確認が必要です。

申請方法としては、出国4日前までに、インド内務省ホームページで申請をし、ETA(電子渡航許可)を取得します。

(参照:外務省 海外安全ホームページ インド、GOVERNMENT OF INDEIA LIST OF VISAs

●インド ビザの種類③:到着時ビザ(Visa on Arrival)

60日以内の商用、観光、会議出席、治療目的の場合に、インド到着時に取得できるビザです。申請書をダウンロード・印刷・記入しておき、インド空港内のVisa on Arrivalブースで申請・ビザ料金の支払いをして取得します。

注意事項は以下です。

  • インド入国後取得に時間がかかる場合がある
  • インド滞在期間が60日以内でも、パスポート有効期限は6ヶ月以上が必要
  • 英語でのコミュニケーションが必要となる
  • 滞在期間審査の結果入国が認められなかった場合、インドに入国できずそのまま自費で戻る必要がある
  • 入国可能な回数が入国時と再入国時の2回まで
  • 申請が可能な空港は、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードの6空港のみ
vIsa on arrivalが申請できる空港

(参照:インド内務省 VISA ON ARRIVAL、インド駐日大使館 インド 査証、出入国審査等

●まとめ

インドに入国する際に必要なビザは大きく3種類あり、滞在目的、期間などによって選択し取得します。本記事には記載しておりませんが、ビザを取得してからインドに入国するまでの日数に制約がある場合もあり事前に確認をして取得をする必要があります。また、それぞれのビザ申請要件となっているパスポートの残存日数についても注意が必要です。

●インド駐在員の医療面の不安に。日本人専門医によるオンライン診療・医療相談サービスをご活用ください。

弊社は33科500人以上の専門医の体制で、海外進出企業・個人向けのオンライン診療・医療相談サービスを運営。

厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に準拠、「オンライン受診勧奨」サービスを提供、必要に応じて、現地病院受診時の紹介状作成等も行っております。また、厚労省の実施する「オンライン診療研修」を修了の専門医が対応に当たっています。

・病気に関する不安解消
・病院受診の必要性の確認
・受診後のセカンドオピニオン
・医療の内容や医療費適正化
・メンタルヘルス等の健康管理

に寄与します。

オンライン診療・医療相談

※【株式会社Medifellow注目記事まとめ】はこちら※

オンライン医療相談

【法人向けオンライン診療・医療相談サービスwebサイト】

オンライン診療・医療相談

編集者プロフィール

小原万美子
小原万美子
人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食業界向けDX企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。