小児科専門医の海外オンライン医療相談事例 アレルギー

こちらの活動事例では主に海外日本人(海外駐在員等)向けオンライン医療相談サービス”Doctorfellow”の活用事例や弊社Medifellowの活動についてお知らせしております。今回は、初めての海外駐在・赴任先での同伴家族・お子様の小児科専門医のオンライン医療相談、対応事例について記載します。

【小児科専門医によるオンライン医療相談前の状況や背景】

欧州駐在中の方の同伴家族・お子様。数か月前より特定の食物を食べた際に口周りに湿疹が出ることに気付き対処法が不安となり、専門医の見解を聞きたく、小児科の専門医へオンライン医療相談・セカンドオピニオンの依頼がありました。

【食物アレルギーとは】出典:一般社団法人日本アレルギー学会 アレルギーポータル

食物アレルギーは、ある特定の食べ物を食べたり、触れたりした後にアレルギー反応があらわれる疾患です。食物アレルギーの原因となる物質であるアレルゲンは、主に食べ物に含まれるタンパク質で、乳幼児期には小麦や大豆、鶏卵、牛乳などが、学童期以降では甲殻類や果物、そば、魚類、ピーナッツなどのように、加齢に伴って食物アレルギーの原因が変わっていくという特徴があります。乳幼児の5~10%、学童期以降では1~3%が食物アレルギーと考えられています。

【オンライン医療相談(セカンドオピニオン)での小児科専門医の回答とその後】

Doctorfellowの小児科専門医がオンライン医療相談で回答。皮膚のケアや日時生活で気を付けることなどの一般的な対処法を情報提供し対応、様子を見て病院受診をする方向性となりました。結果的には病院受診をしない方向性となりました。

適切なオンライン医療相談、セカンドオピニオンの介入により、適切な受診行動や病名、治療方針の選択に繋がり、結果的に、医療費の縮減や治療期間の短縮、予後の向上に寄与する可能性があります。ご不安な際は、専門医からの弊社海外向けオンライン医療相談サービスDoctorfellowにお気軽にご相談下さい。

https://medifellow.jp/ 【弊社Webサイト】

小児科(しょうにか) 出典:時事用語のABC

子どもの病気を専門とする診療科目

子どもの病気に関する専門的な知識や技術によって、診療および治療にあたる病院内の診療科目のこと。最近、全国的に小児科の数が減っている。

経済的な観点から医師の診療行為をとらえると、子どもを相手にする診療は、大人を相手にする場合と比べて採算が悪い。症状を聞き出すまでの手間がかかり、抵抗力の弱い子どもとあっては投薬にも慎重を要するからだ。

実際、小児科のある病院の数は減少傾向にあって、ここ5年間で約1割の小児科が消えた。夜間に緊急の診療を受けようとしても、地域によっては難しいところが出てきた。

一方、少子化を背景とする将来不安から、医学部の学生からは小児科を敬遠する傾向が見られる。この結果、小児科医師の高齢化が進み、問題は深刻さを増しそうだ。

オンライン診療・医療相談
海外駐在員向け日本人専門医によるオンライン医療相談やメンタルヘルスケアは【オンライン診療・医療相談サービス Doctorfellow 】をご検討ください。10,000件以上の相談実績有。総合内科、精神科(心療内科)などほぼ全ての診療科33科に対応しており、200人以上の日本人専門医がオンラインで医療相談サービスを提供します。
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編集者プロフィール

池田 宇大
池田 宇大株式会社Medifellow
岐阜薬科大学薬学部卒、薬学士。医療機関の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に従事。その後、HR業界で採用支援コンサルティングを経験。海外駐在員や日本人現地採用、外国人の転職などクロスボーダーの転職・就職支援に従事。