【2024年最新】円安で海外旅行、どのくらい高い?おすすめの国は?ビッグマック指数で見る世界の物価

円安、物価高で海外旅行。影響は?

2022年から続く円安。コロナ禍も落ち着き日本はインバウンド客で溢れる中、そろそろ海外旅行に行きたいが費用が不安、、という人も多いのではないでしょうか。

今回は、円安で海外旅行に行くとどうなるのか、円高と比べたデメリットをお伝えしつつ、
世界共通のマクドナルド製品「ビッグマック」の値段を軸に主要国の物価を考察。円安でも比較的費用を抑えられる国をご紹介します。

※本記事の最終更新日 2024年6月
※他のWebサイト等の情報を参照した情報を提供しています。

●円安で海外旅行に行くデメリット

旅行費が高額になる

円安とは、円の価値が低くなることであり、1米ドルを買うために多くの円が必要になる状況を指します。

円対米ドルを例に考えてみましょう。円安:1米ドル150円、円高:1米ドル90円とすると、
10米ドルのランチを食べる場合、600円もランチの値段が高くなってしまうことになります。

10米ドルランチの値段(円)
円安(1米ドル150円)1500円
円高(1米ドル90円)900円

このように円安だと海外旅行で使う費用が高くなることがわかります。

●円安の状況は?(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル)

円安となっているのは、米ドルだけではありません。
2024年6月28日現在の、円安となっている国の為替状況をご紹介します。

  • 米ドル
    1ドル=161円
  • ユーロ
    1ユーロ=172円
  • イギリス(英)ポンド
    1ポンド=203円
  • オーストラリア(豪)ドル
    1ドル=107円

(引用:東京海上アセットマネジメント株式会社 為替グラフ

このように、各国で円安が止まらず、海外旅行の費用も比例して高くなることが予想されます。

●ビッグマックの値段で推測する、各国の物価

ビッグマック指数とは?ビッグマック1個1,315円の国

ビッグマック指数とは、英国の経済紙エコノミスト(The Economist)が発表する、各国の異なる通貨の為替レートが適正に評価されているかを測定する指数です。
世界中のマクドナルドで販売されているハンバーガー「ビッグマック」の平均価格を米ドルに換算し、年2回発表されています。ビッグマックは世界共通の商品であるため、どの国でもビックマックのコストは同じであり、値段の差はそれぞれの通貨の購買力の差を表しているという考えのもとに成り立っています。

通貨の購買力を表している指数にはなりますが、おおよその物価を想像することができます。

2024年1月時点では、ビッグマックが世界で最も高値で販売されている国はスイスで、値段は1個で8.17米ドル(2024年6月28日の為替レートで約1,315円)。半年で0.44米ドル上昇しました。アメリカでは5.69米ドル(約916円)、ユーロ圏では5.87米ドル(約945円)となっています。

日本は3.04ドル(約489円)と、大きく差があることがわかります。

またアジア圏でも、シンガポールが4.96米ドル(約798円)、韓国が4.11米ドル(約661円)、タイが3.78米ドル(約608円)、中国が3.47米ドル(約558円)と、日本より高くなっています。

(引用:statista 2024年1月時点 ビッグマックの国別価格(単位:米ドル)

日本より物価が安いと想定される、ビッグマック指数が低い国は?

日本よりビッグマック指数が低い国は、ベトナム、香港、フィリピン、台湾など多くがアジア圏となっています。

(引用:statista 2024年1月時点 ビッグマックの国別価格(単位:米ドル)

物価が比較的安い国(ベトナム、香港、フィリピン、台湾)への出国者数

2024年最新のそれぞれの国への出国者数は、

ベトナム:53,330人(前年同月比121%)※2024年5月

香港:64,348人(前年同月比246%)※2024年3月

フィリピン:27,153人(前年同月比126%)※2024年4月

台湾:101,464人(前年同月比121%)※2024年2月

と、どの国も前年同月を上回る人数となっており、その中に旅行者も多数含まれていると考えられます。

(参照:JTB総合研究所 アウトバウンド 日本人海外旅行動向

●円安での海外旅行、物価や為替を見つつ適切な予算立てを

円安や海外の物価高騰の影響で旅行費が高くなることは懸念点ではありますが、
コロナ渦が終わり、海外旅行でここに行きたい!という気持ちを持つ方も多くいることでしょう。

予めレートや物価等の状況を確認しつつ、予算を立てて行きたい国に旅行ができるよう計画することが推奨されます。

●医療面での不安に。海外旅行者向けリモート診療サービスを提供中

海外旅行中の突然の病気やケガにおける医療面の不安解消サポートのため、
24時間365日、総合診療科の日本人専門医が対応するリモート診療サービスを提供しています。
※厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の「オンライン受診勧奨」を行っています。 

海外旅行へ出発の前日までにプラン加入することで、専用公式LINEから簡単に予約し、通常1時間以内に日本人医師とビデオ通話をすることが可能です。詳細は以下Webサイトを参照下さい。

外旅行者向けリモート診療サービスwebページ

●その他海外旅行関連記事

世界一周旅行、世界一周航空券の費用は?利用のメリット等まとめ

クレジットカード付帯の海外旅行保険について 海外駐在員や出張者も要確認

世界一周航空券、8ヵ月で21カ国経由の世界一周旅行へ 戸田愛様

※【株式会社Medifellow注目記事まとめ】はこちら※

【法人向けオンライン診療・医療相談サービスwebサイト】

オンライン診療・医療相談
オンライン医療相談

編集者プロフィール

小原万美子
小原万美子
人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食店向けFinTech&SaaS企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。