池田宇大 株式会社Medifellow運営陣のプロフィール紹介 COO

Medifellow運営陣へのインタビュー。今回はCOO池田宇大をご紹介いたします。(取材担当者:Medifellow広報・小原)

池田宇大 経歴

株式会社Medifellow池田宇大
池田宇大

池田宇大-Udai Ikeda-

2008年 岐阜薬科大学薬学部卒業。病院の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に通算30病院程度従事。実績が総務省の経営改善事例集に掲載。県庁職員向け講師や他研修会講師多数。その後HR業界で採用支援コンサルティングを経験。クロスボーダーの転職・就職支援に従事。その後、株式会社Medifellowを代表丹羽と共同創業。現在に至る。

■薬学部を卒業後、1社目で病院の経営コンサルティングを経験されていますが、なぜ薬剤師や薬学の道には進まなかったのですか?

池田宇大:大学一回生の時に家庭教師協会でインターンがきっかけになります。元々は家庭教師の教師側で登録だったのですが、運営側をやらないかと誘いがあり、興味を持ち面接を経て、インターンを開始。正社員なみに仕事ができるインターンで、新規営業や他の運営スタッフの採用、運営スタッフのシフト管理、家庭教師の募集など一連の運営業務を経験させて頂き、そのような中で、ビジネスや起業・経営などに興味を持つようになり、薬学以外の道へ進むことを決めました。

まだ起業・経営の経験・知識は少ないという認識だったので、勉強のためにも、病院向けの経営コンサルティングファームにまずは入社しました。

■卒業後の経歴・経験について教えてください。

アイテック株式会社

池田宇大:1社目はアイテック株式会社という病院向けに特化した経営コンサルティングファームに入社。元々は病院建設等イラク復興事業などODAプロジェクトの推進から創業の会社でしたが、私は、海外事業部ではなく、国内部門に配属されました。3年ほど勤務、自治体病院や大学病院など大・中規模病院の建替え支援を主に担当しました。建築、設計の知識をつけながらアドバイス、経営改善にも関わっていました。

NPO法人病院経営支援機構

池田宇大:当時設立2年目のNPO法人病院経営支援機構に入社。「コンサルタントではなくドゥサルタント」「ともに汗をかく」をモットーに、病院の管理部門の方とハンズオンで関わる姿勢で運営しておりました。4年間、中〜大規模の自治体や大学、公的な病院の経営改善に関り、中には総務省の優良病院改善事例集に選ばれる病院に入っていたこともありました。沖縄県の病院に関わっていた時期もあり、かりゆしを着て契約先の病院へ行くこともありました。DPC分析に基づく経営改善や、診療報酬の取り漏れ防止、地域連携推進プロジェクト、救命救急センターの病床の運用改善プロジェクト、医療従事者向けの研修、自治体職員向け研修など様々なことに従事しました。

アイコニックグループ

池田宇大:3社目はベトナムで日本人が創業の人材紹介会社(アイコニックグループ)の日本法人(株式会社アイコニックジャパン)事業の立上げに関わりました。海外駐在員の採用や英語力等の語学力が必要な採用などグローバル人材採用の紹介を主としており、海外駐在員の採用としては、中国、メキシコ、アメリカ、インドネシア、カンボジアなどの駐在員採用において実績があり、海外展開する日本企業の人事総務部門の方や管掌役員、経営者の方と一緒に採用に向けた活動をしていました。

NODE株式会社

その後、日本就業したい東南アジアの方の人材紹介・就職支援やHRテックツールの開発等を行うNODE株式会社という、会社にCOOとして参画し、営業マーケティング、採用、経営管理 等に関わりました。

■Medifellowを創業したきっかけを教えてください。

池田宇大:海外駐在員や海外の日本人の転職・就職活動をする中で、自身が薬学部出身であることを伝えると医療相談を受けることがあり、海外在住の日本人の方々にとって病気を発症した時に医療面の課題があると感じておりました。お話を伺っていくと、日本国内と異なり海外で病気を発症すると、言葉の違いや医療費の違い、制度や文化の違いから来る現地医療への不安感というものがあるように感じました。また、単なる不安の増大だけではなく、日本国内では行わない治療方針や説明不足により、医療費が高くなったり、治るまでの期間が長くなっており、医療相談等の日本人専門医からの早期介入があると適切な経過を辿れるのにと感じておりました。また、9年前から代表丹羽と接点があり、丹羽も同様の課題感を感じており、2019年に創業しました。

■オンライン診療・医療相談事業を始めて、今までの経験と繋がるものはありますか?

池田宇大:海外駐在員等の採用の人材紹介事業の時から、海外駐在員の方から私に直接医療相談がくることがあり、海外駐在員の海外生活での医療面の問題は感じておりました。また、海外展開する日本企業への人材紹介や採用支援を行っていたため、人事総務部門の方や管掌役員、経営者の方から海外展開にまつわる企業的な課題感なども伺っており、そういった経験は今に活きていると考えております。

■海外駐在員のメンタルヘルスケアや海外駐在員の健康管理について課題に感じるものはありますか?

池田宇大:日本国内は専門医へのアクセスも良く、医療費も安く高いレベルの医療を受けれる環境があるため、海外に行くと日本国内とのギャップにより不安になることも多いと感じております。日本国内と異なる治療方針やコミュニケーションの齟齬により早く治るはずのものが長引くことも見聞きしております。反対に病院受診の必要性が低いケースで受診、高い医療費がかさんでいくケースもあります。これらの課題は駐在員を派遣する企業としても結果的には労務や生産性、費用に関わるためしっかりと対処しなければならないものだと考えております。それら課題の解決、ギャップを埋めるために、専門医からのオンライン診療・医療相談事業を行っており、社会インフラとなるようなサービスを目指しています。

池田宇大:また「世界中どこにいても大丈夫。」をモットーに、日本人だけではなく、世界中の世界の人がどこにいても等しく高いレベルの医療にアクセスできる環境を作ることをパーパスにおいて運営しており、今後中長期的には、中国人やベトナム人など、非日本人向けの提供も行っていきたいと考えております。

取材担当者
小原万美子
株式会社Medifellow

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オンライン診療・医療相談

弊社は33科500人以上の専門医の体制で、海外展開企業(主に海外駐在員)向けのオンライン診療・医療相談、メンタルヘルスサービスDoctorfellowを運営、厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に準拠、「オンライン受診勧奨」サービスを提供、必要に応じて、現地病院受診時の紹介状作成等も行っております。また、厚労省の実施する「オンライン診療研修」を修了の専門医が対応に当たっています。病院の受診前後に活用、不安解消はもとより、医療の内容や医療費適正化、生産性向上に寄与します。健康経営、福利厚生、感染症BCPの対策に導入をご検討下さい。

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編集者プロフィール

小原万美子
小原万美子
人と組織の可能性が最大化する環境を拡げることをミッションに広報・マーケティングを行う人間。大阪教育大学卒業。卒業後は教育事業会社で広報・採用広報を行い、その後飲食業界向けDX企業にて広報を担当。同時に、日本の誇れる医療を世界中に届けるビジョンに共感し、広報担当として株式会社Medifellowに参画。記事制作、マーケティング、SNS運用、グラフィックデザインを行っている。