心療内科・精神科専門医の海外オンライン医療相談(メンタルヘルスケア)事例
こちらの活動事例では主に海外日本人(駐在員等)向けオンライン医療相談サービス”Doctorfellow”の活用事例や弊社Medifellowの活動についてお知らせしております。今回は心療内科・精神科専門医のオンライン医療相談(メンタルヘルスケア)事例について記載します。
Contents
【心療内科・精神科専門医のオンライン医療相談(メンタルヘルスケア)前の状況や背景】
海外在住の50代女性。海外へ単身赴任したものの慣れない業務や生活からかストレスがかかり、不眠や食欲低下、集中力低下などが重なり、今後について相談したく、心療内科・精神科の専門医へオンライン医療相談(メンタルヘルスケア)の依頼がありました。
【不眠症について】厚生労働省「e-ヘルスネット」からの引用
不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。不眠の原因はストレス・こころやからだの病気・クスリの副作用などさまざまで、原因に応じた対処が必要です。不眠が続くと不眠恐怖が生じ、緊張や睡眠状態へのこだわりのために、なおさら不眠が悪化するという悪循環に陥ります。家庭での不眠対処で効果が出ないときは専門医に相談しましょう。睡眠薬に対する過度の心配はいりません。現在使われている睡眠薬は適切に使用すれば安全です。
【オンライン医療相談(メンタルヘルスケア)の心療内科・精神科の専門医の回答とその後】
Doctorfellowの心療内科・精神科の専門医がオンライン医療相談(メンタルヘルスケア)で回答。現在の症状について説明をし、職場と相談の上、医療機関受診や業務負担軽減、必要に応じ帰国等の環境改善を図ることを推奨しました。
適切なオンライン医療相談、セカンドオピニオンの介入により、適切な受診行動や病名、治療方針の選択に繋がり、結果的に、医療費の縮減や治療期間の短縮、予後の向上に寄与する可能性があります。ご不安な際は専門医による弊社海外向けオンライン医療相談サービスDoctorfellowにお気軽にご相談下さい。
しんりょうないか【心療内科】
心理的原因から起る身体疾患を心身両面から総合的に診ていくための心身医学を実践する診療科。
心療内科とは緊張やストレスなどの心理的な影響が原因で起こる身体の疾患(心身症)を従来の身体的な治療のみならず、併せて心理面での治療やケアを行うことを目的とした心身医学を母体とする診療科です。
生活習慣病・ストレス関連疾患・緩和ケア・更年期障害など医療の求められるものに、心理的な要素が大きくなってきたことを踏まえて、今まで切り捨てられて来た心理的、社会的なアプローチを加えた新しい医療モデルとして発展してきました。
心身医学はドイツにおいて精神科を母体として発展して来ました。日本では内科医・小児科医を中心として発展して来た経緯があるため内科を標榜していますが、内科領域外の心身症を対象とする診療科が無いために領域外の診療も行っているのが現状です。また、精神科へ行くことへの抵抗感から心療内科が利用されているという現実もあります。
このため、診療する病名は過敏性腸症候群・潰瘍性大腸炎・機能性胃腸炎などの内科疾患からがん患者の緩和ケア、腹痛・頭痛・腰痛・顔面痛などの慢性疼痛、ストレスが関与する虚血性心疾患や動悸、肥満症、偏頭痛、めまいなど多岐にわたります。
出典 e-ヘルスネット 厚生労働省
編集者プロフィール
- 岐阜薬科大学薬学部卒、薬学士。医療機関の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に従事。その後、HR業界で採用支援コンサルティングを経験。海外駐在員や日本人現地採用、外国人の転職などクロスボーダーの転職・就職支援に従事。
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