糖尿病内分泌内科専門医の海外オンライン医療相談(セカンドオピニオン)事例

オンライン診療・医療相談

こちらの活動事例では主に海外日本人(駐在員等)向けオンライン医療相談サービス”Doctorfellow”の活用事例や弊社Medifellowの活動についてお知らせしております。今回は、糖尿病内分泌内科の専門医によるオンライン医療相談の事例について記載します。


【糖尿病内分泌内科専門医のオンライン医療相談前の状況や背景】

北米在住の50代女性。数年前に現地主治医から糖尿病と診断をされ、その後内服薬の服用を継続。ある時、日本人医師にかかったところ内服薬について現地主治医と異なる見解を言われたため、専門医の見解を聞きたく、糖尿病内分泌内科の専門医へオンラインセカンドオピニオンの依頼がありました。

【糖尿病とは】国立国際医療研究センター糖尿病情報センターWebサイトからの引用

糖尿病とは

糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで昏睡(こんすい)などをおこすことがあります(糖尿病の急性合併症)。

【オンライン医療相談(セカンドオピニオン)の糖尿病内分泌内科の専門医の回答とその後】

Doctorfellowの糖尿病内分泌内科専門医がオンライン医療相談(セカンドオピニオン)で回答。内服薬について一般的な見解を提示。また、血糖値の目標に関しても相談を受けたため一般的な見解を回答。日本人専門医の見解を聞くことで現在の方針の妥当性を確かめることができ、内容を踏まえて現地糖尿病内分泌内科の主治医と改めて方針の相談を行うこととなりました。

適切なオンライン医療相談、セカンドオピニオンの介入により、適切な受診行動や病名、治療方針の選択に繋がり、結果的に、医療費の縮減や治療期間の短縮、予後の向上に寄与する可能性があります。ご不安な際は専門医による弊社海外向けオンライン医療相談サービスDoctorfellowにお気軽にご相談下さい。

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編集者プロフィール

池田 宇大
池田 宇大株式会社Medifellow
岐阜薬科大学薬学部卒、薬学士。医療機関の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に従事。その後、HR業界で採用支援コンサルティングを経験。海外駐在員や日本人現地採用、外国人の転職などクロスボーダーの転職・就職支援に従事。