整形外科専門医の海外オンライン医療相談・セカンドオピニオン事例
こちらの活動事例では主に海外在留邦人(日本人)向けオンライン医療相談サービス”Doctorfellow”の活用事例や弊社Medifellowの活動についてお知らせしております。今回は整形外科専門医のオンライン医療相談事例について記載します。
Contents
【オンライン医療相談前の状況や背景】
欧州在住の50代女性。数年前位からの体重増加を期に足にびりびりとしたしびれが生じるようになり、起きている時も寝る時も終始しびれるようになり現地病院整形外科を受診。医師の診察を受け、腰椎椎間板ヘルニアと診断、リハビリを行うものの一向に改善されず、今後の対処法について、整形外科の専門医へオンライン医療相談(セカンドオピニオン)の依頼がありました。
【腰椎椎間板ヘルニアとは】一般社団法人日本脊髄外科学会Webサイトからの引用
椎間板は、外縁部分を構成する線維輪という靱帯様の構造物と、中心部に含まれる軟らかい髄核という構造物から成り立っていますが、外縁部分の椎間板の線維輪が弱くなって膨隆したり、線維輪が断裂して中心部の髄核が脱出したりすると、近傍にある神経を圧迫するようになってきます。これが腰椎椎間板ヘルニアと呼ばれるものです。
【オンライン医療相談(セカンドオピニオン)での整形外科専門医の回答とその後】
Doctorfellowの整形外科専門医がオンラインセカンドオピニオンで回答。内服や注射が有効である場合があることを示し、様子を見ながら内服を試す方向性となりました。
適切なオンライン医療相談、セカンドオピニオンの介入により、適切な受診行動や病名、治療方針の選択に繋がり、結果的に、医療費の縮減や治療期間の短縮、予後の向上に寄与する可能性があります。ご不安な際は弊社海外向けオンライン医療相談サービスDoctorfellowにお気軽にご相談下さい。
せいけいげか【整形外科】
四肢や脊柱の骨格系,関節,筋肉などの運動器官の疾病を取り扱う臨床医学の一分野。〈整形外科〉の語は1906年東大に整形外科学講座が新設された際,田代義徳によってorthopädische Chirurgieの訳語として造語された。 整形外科的疾患は人類の発生とともに存在し,その治療も古くから行われていたと考えられるが,整形外科のように主として形態異常を取り扱う医学は,直接生命に関係していないこともあって,科学としての医学の発達は遅れた。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版
編集者プロフィール
- 岐阜薬科大学薬学部卒、薬学士。医療機関の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に従事。その後、HR業界で採用支援コンサルティングを経験。海外駐在員や日本人現地採用、外国人の転職などクロスボーダーの転職・就職支援に従事。
最新の記事
- ニュース2024-08-11※【記事まとめ】過去の注目記事はこちらをご覧ください。※
- お知らせ2024-07-05第18回JWTC&JATA合同勉強会に弊社丹羽が登壇
- リリース2024-06-10エイチ・アイ・エス(HIS)留学商品にMedifellowリモート診療サービスを付随開始
- 記事2024-02-28イギリス(ロンドン)の日本語可の病院クリニック