耳鼻咽喉科専門医の海外オンライン医療相談・セカンドオピニオン事例

オンライン診療・医療相談

こちらの活動事例では主に海外日本人(駐在員等)向けオンライン医療相談サービス”Doctorfellow”の活用事例や弊社Medifellowの活動についてお知らせしております。今回耳鼻咽喉科科専門医によるオンライン医療相談事例について記載します。

【オンライン医療相談前の状況や背景】

アジア在住の70代女性。突然耳鳴りが止まらず、現地病院を受診し内服薬の処方をうけしばらく服用したものの改善せず、常時耳鳴りの状態となっており不安となり、現地医師への不安もあり、今後帰国しての治療必要性等をセカンドオピニオンで相談したく、耳鼻咽喉科の専門医へオンライン医療相談(セカンドオピニオン)の依頼がありました。

【耳鳴りとは】MSDマニュアル家庭版からの引用

耳鳴り(耳鳴[じめい])とは

周囲の音ではなく、耳の中で発生している雑音です。耳鳴りは症状であり、特定の病気ではありません。非常によくみられ、程度の差はありますが、10~15%の人が経験します。

耳鳴りの人に聞こえる雑音には、ジー、キーン、ザー、ヒュー、シューなどがあり、 難聴を伴うことがよくあります。その都度異なることがある複雑な音が聞こえる人もいます。これらの音は静かな場所で、特に何かに集中しているわけではないときに聞こえやすくなります。そのため、眠ろうとしているときに最も障害になる傾向があります。しかし、耳鳴りをどう感じるかには大きな個人差があります。その症状にひどく悩まされる人もいれば、十分耐えられると感じる人もいます。

【オンライン医療相談(セカンドオピニオン)の耳鼻科の専門医の回答とその後】

Doctorfellowの耳鼻科専門医がオンラインセカンドオピニオンで回答。精査のために必要な検査やその後の対応について質問回答を行い、結果的に、日本帰国時に諸検査等のために病院受診をする方向性となりました。

適切なオンライン医療相談、セカンドオピニオンの介入により、適切な受診行動や病名、治療方針の選択に繋がり、結果的に、医療費の縮減や治療期間の短縮、予後の向上に寄与する可能性があります。ご不安な際は専門医による弊社海外向けオンライン医療相談サービスDoctorfellowにお気軽にご相談下さい。

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じびいんこうか【耳鼻咽喉科】

臨床医学の一部門で,耳,鼻,のど(咽喉)を診療の対象としている。また,聴覚,平衡感覚,嗅覚(きゆうかく),味覚など感覚の障害,言語障害などコミュニケーションの障害を扱う科である。耳鼻咽喉科学は歴史的にみると,初めから統一された学問ではなく,18世紀に外科医から独立して耳科医が生まれ,胸部疾患の知識をもった内科医が喉頭科医であった。19世紀になって耳鼻咽喉科学として統合されたが,これには反射鏡,喉頭鏡の発明が大きな役割を果たした。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版

編集者プロフィール

池田 宇大
池田 宇大株式会社Medifellow
岐阜薬科大学薬学部卒、薬学士。医療機関の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に従事。その後、HR業界で採用支援コンサルティングを経験。海外駐在員や日本人現地採用、外国人の転職などクロスボーダーの転職・就職支援に従事。