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初めての海外赴任。ビジネス文化の違いに刺激。 ―【自動車メーカー 海外駐在員・海外在住日本人の声】世界明斗様の事例―

現地での教育、医療、文化など生活に関する不安や課題、生の声を連載するシリーズ「海外駐在員・海外在住日本人の声」今回はアメリカに海外研修で赴任された世界明斗様にお話を伺いました。


【自動車メーカー 海外駐在員・海外在住日本人の声】世界明斗様の事例
【自動車メーカー 海外駐在員・海外在住日本人の声】世界明斗様の事例


●:インタビュアー池田宇大 ■:世界明斗様


●現在、アメリカに海外研修で赴任されましたが、過去に海外生活の経験はありましたか?

■海外で長期的に生活を送ったことはありませんでしたが、アイススケートの選手として、遠征で欧州や北米、アジアなどに行っておりました。一週間程度の滞在で大会に出場したり、数週間合宿で滞在したこともありました。ですので、海外へ行くこと自体には慣れている状態ではありました。


●今回、赴任する際に不安なことや困ったことなどはありましたか?

■一つは赴任前の事として英語力です。勤務先からTOEICの点数目標を課されて勉強し、なんとか目標をクリア、赴任を迎えました。一緒に働くメンバーはもっと高い点数であるため、当初はアメリカ人との会話の内容について他のメンバーに質問することも多々ありました。


●TOEICの点数は対策をすれば上がる面もあると思うので、実際に使い慣れる方が大事ではと個人的には考えています

■そうなのですが、やはりTOEICの点数が高いと言うことはそれだけ基礎力があると言うことになるので、実際に現地で英語慣れしてきた時に、単語力など基礎がしっかりしている、TOEICの点数が高い人と差が出てくると考えています。

また、赴任当初、現地での生活の立上げ、アパートを借りるまでに3か月かかったことも大変なことでした。


●現地での生活に3か月もかかったのですか。具体的にはどのようなことが大変だったのでしょうか?

■アパートを借りるためには、自動車運転免許が必要です。さらに、免許を取得するためには、ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(社会保障番号)が必要になります。免許の取得も新型コロナ真っ只中であったためか、完全予約制で中々予約を取ることも出来ませんでした。また、ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(社会保障番号)についても取得のために電話をしても、担当によって言っていることが異なるなどスムーズに取得が進まずでした。その後は、現地のリアルターの方に協力してもらい入居する物件を探しました。


●リアルター(※)と言うのはどのような方でしょうか?

※参考記事:幻冬舎 GOLD ONLINE「リアルターとは?

■不動産の仲介をしてくれる方です。信頼性のある物件の紹介や家賃交渉を行います。私の場合は現地の日本人に依頼をしました。


●そのように3か月を経て現地生活を立上げたのですね。仕事上では何か日本との違いで困った点や驚いた点、発見などはありましたか?

■一つはアメリカ人の働き方のスタイル、ワークライフバランスへの捉え方の違いに驚きました。8時には全員出社して、15時や16時には家族やプライベートの時間を作るような働き方をしている人が私の周りには多いです。19時や20時まで残業をしているとアメリカ人上司が、大丈夫?無理しないでね、とか、遅くまでありがとう、などの声掛けがあること自体が驚きでした。

帰宅は早いのですが、帰宅後は仕事をしないと言うことでもなく、ディナーやイベント等の用事が終了した20時以降などはオンラインでの打合せや業務連絡のやり取りが出来たりと、仕事対応に柔軟でもあったりします。


●自身の置かれている仕事のミッションや状況、プライベート環境など総合的に考えて銘々にとってのワークライフバランスの考え方で行動しているのかもしれませんね。

■営業系の仕事をしている知人のアメリカ人は週5での出社を自身に課していました。営業は対面が大事と言う考え方で日本人以上に出社していました。

また、もう一つ今回の赴任で戸惑ったことは、職種が大幅に変わった点になります。

これまで経験したことがない新しい分野へのチャレンジとともに、不慣れな英語での会話に戸惑う場面もありました。


●今回の赴任は、赴任それ自体と職種の転換と二重にチャレンジとなっているのですね。世界様の場合、赴任してから病気で困ったことなどはありましたか?

■赴任をしてから風邪をひいたことはありましたが、日本から持参した風邪薬を飲んで対処しました。そこまで重大な病気にかかっていないので困ったことはありませんでした。もっと重大な病気を発症してしまった際などは対処等分かっておらず、困ることもあると思います。私が赴任した地域は日本人が比較的おり、何かあった際に相談できる相手がいますが、日本人が周りにいない地域は相談相手も周りにいないためより困ることが多いのではないかと考えます。


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世界明斗氏プロフィール

アイススケート選手として新卒で自動車メーカーに入社。2018年に競技引退後、スポーツ選手をマネジメントする部署に配属。研修生として2022年1月からアメリカに赴任。


取材担当者

池田宇大

株式会社Medifellow


https://medifellow.jp/ 【弊社Webサイト】

編集担当者

池田宇大
池田宇大株式会社Medifellow
岐阜薬科大学薬学部卒。医療機関の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に従事。その後、HR業界で採用支援コンサルティングを経験。海外駐在員や外国人の転職などクロスボーダーの転職・就職支援に従事。