私がMedifellowのサービスアイデアに着眼したのは、2013年にフィラデルフィアで行われた学術集会の帰りの出来事でした。経由地として訪れたJFK国際空港で出会った現地在住日本人の方に、「私は日常会話レベルでは英語を話すことができるが、病気の症状や診断結果など専門的なことになると、難しくてわからない。NYでは探しても日本人の医師には出会えない。是非あなたに、ニューヨークで仕事をして欲しい」というお話をされたことがきっかけです。
この時に抱いた「Webで日本から遠隔診療できたら距離の壁は乗り越えられる」という思いから設立したMedifellowは、2019年の設立から、2021年のコロナ禍に全海外在住日本人へオンライン医療相談を無料で届けるというミッションを経て、着実にオンラインヘルスケアサービスプロバイダーとして成長してまいりました。はじめは海外を専門に開始したMedifellowですが、今やサービス対象は国内日本人・外国人にも拡がっています。
オンライン診療は法整備を経て一般化されたように思われますが、社会はまだそのチカラを適切に活かす術を模索中です。オンライン診療が広がらない問題の本質は、医師とウェブでつながるだけではなく、診療に付随する総合サービスとして患者さんにどうリーチするかという、ソフトとしての最適解が見つかっていないところにあります。オンライン診療を本当に社会実装するには、医師の働き方改革、社会保障費不足、人口減少、行政問題といった、距離ではなく社会の壁を乗り越えねばなりません。
私はそのために肝要なのは、オンラインヘルスケアを既存のオフラインインフラと適切にマージすることだと考えています。そしてその中心となるべきはAIなどのDXデバイス単体ではなく、Medifellowのような「医師と繋がれるDXソリューション」であると確信しています。
これからも「世界中どこにいても大丈夫」を目指して、国内外・人種問わず、すべての壁を乗り越えるべく前進してまいります。
代表取締役 CEO
代表取締役 CEO 医師
丹羽 崇 Takashi Niwa
2005年愛知医科大学医学部卒業。2017年神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科および倉敷中央病院呼吸器内科にて臨床研究管理者・呼吸器インターベンション指導医を兼務。総合内科専門医・指導医、呼吸器専門医・指導医、気管支鏡専門医・指導医などの資格を有するほか、世界肺癌学会、欧州呼吸器学会、米国胸部学会など国内外学会での活動実績や受賞歴を複数有する。現在も診療ガイドライン作成委員や厚生労働省難病指定疾患研究班委員を務め、胸部血管内治療や気管支鏡診断・治療の発展に努めている。
取締役 COO 薬学士
池田宇大 Udai Ikeda
2008年 岐阜薬科大学薬学部卒業。病院の経営コンサルティングを経験。大学病院や自治体病院、公的病院の経営改善に通算30病院程度従事。実績病院が総務省の経営改善事例集掲載。県庁職員向け講師や他研修会講師多数。その後HR業界で採用支援コンサルティングを経験。クロスボーダーの転職・就職支援に従事。
執行役員 CMO 医師
田畑恵里奈 Erina Tabata
2011年京都府立医科大学医学部卒業。2011年より国立病院機構東京医療センターに、2016年より神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科にて呼吸器内科医として診療に従事。呼吸器専門医、総合内科専門医の資格を有するほか、国際学会での複数発表歴があり、アジア太平洋呼吸器学会での受賞歴を有する。